「イーグル・アイ」
Posted by h-wired on 11月 10th, 2008
2008
11月 10
イーグル・アイ
ネタバレ注意。
最初に概要を聞いた時に真っ先に連想したのは「エネミー・オブ・アメリカ」であり、その先入観を持ったまま見に行ったのだが、良い方向に裏切られた。途中、声の演出等から妄想程度に「ひょっとしてあれAIか」と可能性薄く思ってはいたが、本当にAIで、さらに自分の想像外の動機で動いていた事に軽く感動さえ覚えた。
その動機が晒された瞬間、「現代版ニューロマンサーか!」と気付き、さらに自分内でヒートアップ。最後まで面白く見られた。
主人公と、行動をともにする女性のそれぞれの動機の対比やその理由付け、そして主人公の存在意義、絡んでくる双子の兄の存在が実に見事に組み合わせられている。さらに監視下に置かれていた時点の兄の行動が非常に緊迫感ある描写で魅せる。
構造的に話を楽しめない人や、漠然と思っていただけの結果を「やっぱりか」と思ってしまう人にはお勧めできない。逆に、話の構造を楽しめる人間には強くお勧めする。特に、すべての動機が集約する最終場面は美しいといえるほど。非常に好みの設定、展開で素晴らしく面白かった。